記憶

 
苦しい記憶と並行に生きている

過去を抱え込んで生きるとはそういうことで

出口も解決法も存在すらしない

それは憎むべき大切な僕の一部であって

どうやったって逃げることなんかできないんだ





大好きな曲があって

それすら汚れて

でもやっぱり聴きたくて

耳にすれば

記憶がまた心を傷つける

そんなことの繰り返しがエンドレスにループする

弱気なときは結構キツくて

精神が転がる



それでも大好きなものは大好きなんだと

もう開き直って叫びたくて

だって、嫌いなものを嫌いだなんて

叫べるわけがないだろ





5月が終わります

僕は元気です